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金曜日のおじさま

第13章 trece

「おじさまが入ってくる…」

ビアルネスは色っぽい表情でペニスを受け入れ、ゆっくり腰を回し始める。

クチュ、クチュッ…

上体を逸らして抱き付いてくる濡れた乳房が顔面に迫り埋まるように押し付けられた。彼女は甘い吐息を漏らしてオーガズムを満喫している。

「んんっ…はぁん、あぁん…」

「感じてるの?エッチだな…ビアルネス」

肩に手を掛けて上下揺れる。目の前で乳房が無防備に揺れている。アッ、アッと可愛く鳴きながらオーガズムを迎えようとしている。

オレは無防備な乳房を弄んだ。

「あっ、あっ、ダメ…イク…」

ビアルネスは口をワナワナ震わせ、視線が遠くを見ていた。全身をブルブルと震わせ快楽に溺れた。

オレはドキドキしながら、彼女から目が離せなかった。ビアルネスの意識が戻って目が合う。

全身が熱くなってくるのが分かった。
ビアルネスはオレに凭れ掛かって余韻に浸っていた。

「おじさま」

「ん?どうした?」

「これからも、ビーのそばにいてね」

「あぁ、ずっと一緒だよ。ビアルネス」

うわぁぁん、と大きくひと泣きした後、シクシクと静かに涙する彼女をぎゅっと抱きしめた。

繋がったまま湯船に浸かりしばらく微睡んだ。
ビアルネスはオレの肩に頬を乗せて眠っている。

「可愛い…」

こんなに執着されているのに煩わしくなく愛おしさが増してくる。
目覚めたら思いっきりズボズボして鳴かせてやる。

そんな事を考えながら、いつの間にか眠りに落ちていた。

「おじさま、おじさま…」

「ん、んん〜」

眼が覚めるとビアルネスの大きな瞳が覗き込んでいた。

「あ、おはよう…」

クシュン!

ビアルネスがくしゃみをして、肩を震わせている。
バスタブのお湯は冷めきっていて冷えてしまったようだ。

オレは熱めの湯を張り直している間
ビアルネスをバスローブにくるみ髪の毛を拭いてやる。

「ごめん、ごめん、オレも寝落ちしちゃったよ。身体冷えたね…大丈夫?」

「うん、おじさま。ありがとう」

もう一度温まって、ビアルネスの髪を乾かしていると

ぐぅぅぅぅ

「あはっ、お腹すいてきちゃった」

「ビーは自由奔放な娘だな」

オレの思惑はお預けとなった…。

モグモグ美味しそうに食べるビアルネス。
満足したらまたオレを誘惑してこないかなぁ…

幸せな1日が終わる。

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