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また会える日まで

第1章 その時は突然に

Oside



「ん…」






カーテンの隙間から差し込む光で目が覚めた。








…2時間しか経ってねえや。


やっぱり、昨日の疲れが取れていない。








ダルいな…


とりあえず、入院の準備するか…









「何持ってきゃいいんだ…?」







とりあえず下着とか歯ブラシとか生活に必要そうなものと

雑誌とかDVDとか暇つぶしになるものをカバンに詰め





少しお腹が空いたのでマネージャーが来るまでに

フルーツグラノーラを食べた。








…気づかなかったけど食欲も落ちたな。









上の服を脱いで、鏡の前に立つ自分の姿を見ると



浮き出る肩の骨、肋の骨も形が分かる。









なんでかなぁ…






ふつーに生きて

ご飯食って

仕事して

メンバーと笑いあって







そんな生活がしたかったのにな…
















そんなことを考えていると

マネージャーから「間もなく到着します」とメッセージがあったのと同時に



ピーンポーンとチャイムが鳴る。






「今行きまーす…」









そう1人呟いて、部屋を出た。

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