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また会える日まで

第3章 一人じゃ、ないよ

Oside



定期検診が終わると

メンバーはそれぞれの仕事がある為帰っていったが


翔ちゃんだけは昼からの仕事だったから残ってくれた。









翔「でも、良かったね。


うん、良かったよ。仕事できるんだね、また。


…本当に嬉しいよ」









「んふふ、俺も嬉しいよ。


でも、俺いっつも静かだから変わんないでしょ?」



翔「そんなことないよ。(笑)



智くんいるだけで、空気が和むよ~」




「復活まで歌もダンスも我慢かあ…長いな~」



翔「ちゃんと安静にしてなきゃだめだからね?」



「はぁーい、お母さん」



翔「お母さんじゃねーよ!」



今日1晩入院したら、帰れるんだ。





沢山の人に支えられてる事を感じた

入院生活だったなあ。






テレビを付けても俺の事ばっかり。笑


電話にも毎日の様に心配の連絡が入って









…何よりも、4人がいたから。


折れそうになってもがんばろうって思えた。









人生の半分を一緒に過ごした「嵐」は



家族でもなく、


友達でもなく、



別のモノが作りあがったような感じ。









要は、



言い表せないくらい大切な存在。









「翔ちゃん、ありがとね、本当に」




翔「改まってどうしたの(笑)」




「ふふふ、嵐でよかったなーって思ってさ」









翔「それは俺も思うよ、つくづくね。


身に染みて感じてるよ…」








翔ちゃんの仕事ギリギリまで昔話を語って




翔ちゃんは仕事へ行った。
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