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Mside





ベッドの上で微笑むリーダー。


その顔は少し痩せて、弱っている雰囲気だった。









智「皆…来てくれてありがと…




ごめんね、ちょっと今日は体調悪くて…」









そう言ってうつむくリーダー。

見るからに辛そうな表情だ。







「ごめんねリーダー。こんな時に来ちゃって…」





完全に来るタイミングまずったな…




和「リーダー？無理なら無理って言いなよ？



気持ち悪くなったりしたら教えてよ？」









ニノが背中をさすりながら声をかける。







…だんだん、リーダーの顔が



青白くなってきた。









和「リーダー？ちょっ、相葉さん！洗面器とって！」



慌てて相葉君が洗面器を取りに行き


ニノに手渡す








智「う…っ、げほっ、げほ…っ」





「リーダー…っ頑張れっ…」









苦しそうにしているリーダーに


俺達は声をかけてあげることしかできない。









智「はあっ、はあ…っ、う…ごめん…」




ニノはずっとリーダーの背中をさすっている。




ニノは前に来た時にこんな感じだったらしくて




手馴れた様子でリーダーの世話をする。









翔「智くん…落ち着いた？」









智「ん…うん、ごめんね。







…今日は、帰ってもらってもいい？





ごめん、みんな…」





リーダーの頬に、一筋の涙がこぼれる。




誰も、何も言えなかった。