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また会える日まで

第3章 一人じゃ、ないよ

Oside




朝の目覚めはスッキリだ。


今日は定期検診がある。









いつものように歯を磨いて、洗面をする。


ふと気づくと、もう皆が来る時間だ。









コンコン







ガチャ






「…んふふ、いらっしゃい。




この前はごめんね。

今日はすごく調子がいいんだ~♪」







ま、説得力は無いと思うけど。笑








予想通りニノには

説得力無いって言われてしまった。









すると相葉ちゃんが、


俺の髪の毛の事を気にしてくれて


ブルーのニット帽をくれた。






そのまま俺に被せてくれる。





「ありがとう相葉ちゃん…」









そんなやり取りをしているうちに

先生が入ってきた。








先生「おはようございます。今から採血とMRI撮りますね。では大野さん、こちらへ」









.









.









.







看護婦さんに採血され、MRIを終えて


5人で診察の結果を聞く。









先生「お疲れ様でした。



大野さんの身体にいるがん細胞は、







死んでいますよ。








抗がん剤が完全に抜け切るのにあと1日は

入院してもらいますのでね、





明日のお昼には家に帰れますよ。」










「ホントにですか!

し、仕事はいつから復活できますか?」








潤「リーダー!まだ無理しなくていいから!」









先生「ふふふ、松本さんの言う通りですよ。



2週間は2日に1回、病院に通ってもらいます。




何の異常も見られなければ、大野さんの頑張り次第ですが・・・

そうですね、じっくりリハビリして徐々には復活できますよ。」








俺はメンバーの顔を見回す。





…笑顔で頷くメンバー。









俺の未来は、明るい。

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