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また会える日まで

第1章 その時は突然に

Mside





明らかにリーダーが疲れてる。



ふと見てわかるくらい、いつもと様子が違う。



「どう見てもさ、リーダー変じゃね?なんか、辛そうだし…」







翔「んー、俺も思ってた。けど、リーダーの事だし隠したがるだろうから終わってから聞こうよ。」








雅「早く撮影終わるように頑張ろー!あとちょっとだし!そしたら負担も減らせるでしょ!」






「そうだね、相葉くんが間違えなきゃ早く終わるよ!」








リーダー、最近痩せたか…?






前は肩とか肉付きが良かった気がするんだけど、


今は骨が少し浮き出てる。


リーダーに聞いても疲れやすいって言われただけで何も教えてやくれなかったし。







早く終わらせる事が最優先だ。



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撮影が終わるとリーダーは楽屋のソファで早々と寝てしまっていた。



…ニノがついてるから平気か。



「ニノ、ニノ。なんか、様子おかしくない?」







リーダーを指さして小声で尋ねた。



和「…んー、なんか、疲れやすいって言ってますけど、ちょっと違う気がするんですよね…。

少し細くなった気もするし、これからちょっと病院行ってきます。

おじさん、1人じゃ行かなさそうだから一緒に。」









確かに、1人だと行かないだろうし。




仮に行ったとしても隠す可能性がある。




「サンキュ、俺、次の収録あるからちょっと行くわ。リーダーの事頼むね。」



そう言って俺は楽屋を出た。

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