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また会える日まで

第1章 その時は突然に

Sside


楽屋のソファでぐったりと眠る智くん。


ニノと病院に行くみたいだけど


ここ最近、明らかに体調悪そうだったし…


こんな辛そうにする前に声かけてあげられたら良かったな…。








リーダーは大丈夫、


智くんなら大丈夫って


どこかで思ってた。




うまく自分で加減して抜くところは抜く、きちんとやる所はやるってできてたと思ってた。







リーダーにそっと近寄る。



「智くん…ごめんね…。」




智「ん…?しょ…ちゃん?」



目を覚ましたからびっくりした。








「わ、リーダー、ごめん!起こしちゃった。


体調どう?ここ最近辛そうだったよね…。声、かけられなくて…」



智「んふふ、翔ちゃん、大丈夫だよ?心配しないで。きっと年のせいだよ…

ほら、もう30も半ばだし…」


ふにゃっとした笑顔を見せる智くん。



「そうだね…俺ら、もうすぐ40だもんね…笑」



智「そーだよ、ふふ、心配しないで?今日ちゃんと病院行ってくるからさ…」








なぜだかリーダーの笑顔を見てると


涙が、溢れそうになった。








「そうだね!じゃ、お疲れ!次の収録行ってくる!」




泣きそうなのを隠す為、早足に楽屋を出た。

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