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また会える日まで

第1章 その時は突然に

Oside


楽屋に着いた時にはもうフラフラだった。


今まで隠してやってきた分の疲れがもうピークに達しており

ソファに座ったら瞬間、全身から力が抜けるような感覚に陥った。









ダメだ、もう眠い…





.





.




.


どのくらい経ったか自分では分からないけど

翔ちゃんの声で目が覚めた。





少し会話して、また眠りに落ちたけど、







和「おおのさん?ほら、そろそろ起きて!行くよ?病院」




「ん・・・わかった」







そう言って立ち上がろうとする。







「…っ!…え?」









足に…力が入らない。









和「おじさん?行きますよ??」



「足にさ、力が…入らないんだ…。」



驚いた顔をしてニノが振り向く。


和「なんでそんなになるまでほかっといたんですか…全く…」


そう言いながらも俺の方に手を差し出してくれる。









ニノは俺を引っ張って立ち上がらせると肩を支え

裏口からマネージャーの車に連れて行ってくれた。





ほんっと、情けねぇ。


逆に迷惑をかけたことにひどく心が痛んだ。



「・・・ごめん」




そう小さくつぶやくと

届いたか届かなかったがわからないが


ニノはまっすぐ前を見据えていた。

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