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銀河巡礼

第6章  四の月 ②




澄んだ朝の光のなか

若緑が露をたたえて揺れている



わびすけ さかき つげ さんしょう…



息を合わせ

風さえも染める緑の芽吹き



小さな庭に命が萌える

目を細めるあなたの面影が 浮かび立つ






(了)



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