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銀河巡礼

第8章  六の月




折にふれ

鳴らされる鐘がある


朝の訪れに響く鐘

午後のお茶に誘う音

夜になれば

ふるふると囁くように心を包む



それは

私の中で声をあげる あなたの想い出



愛おしく

帰ることのない時の呼びかけ…






(了)




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