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銀河巡礼

第8章  六の月




僕は今

あの日描いた夢のなかにいる


夢というにはささやかで

それも 予定とは少し違い

回り道までしてしまったけれど



まぎれもなく

ここは僕の夢の場所


だから、ね…



ぷしゅり、と

ビールの缶をあけ

君の空へ掲げてみせるよ






(了)


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