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銀河巡礼

第8章  六の月




朝におはよう

眠りに就くときのおやすみ


そんな挨拶を

言って 言われて過ぎる日々は

想いながら

想われながら 過ごす明け暮れ





写真の中へ呼びかける言葉は

ひとり言めいて

夜のしじまが震えるばかり…






(了)



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