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銀河巡礼

第2章  二の月




夜に染まった窓ガラスに映る

遠い眼差しの影ひとつ


待ちつづけて

待ちつづけて

いつまで、と わからないまま

待ちつづけて…


昨日が今日に

今日が明日にとけてしまう



指先をあたためる珈琲を

かさねながら






(了)


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