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銀河巡礼

第23章 九の月 Ⅱ




九月 長月に夢ひとつ

去年(こぞ)に変わらぬ 夢ひとつ



ところを分かち

想いつながるあの人に

憂いなく

わずらうこともなきままに

会う日はいつか…



ささやかに

けれど なお狂おしく

天に祈る

ひたすらに






～長月




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