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銀河巡礼

第23章 九の月 Ⅱ




さすらう夜の

小さな港は一冊の本

心をとどめ 憩わせる



捲るページは

胸奥をひたひたと打つさざ波か…



そうして港は

永遠にたどりつけない明日への

風を呼ぶ






~入り船


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