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銀河巡礼

第26章 十二の月 Ⅱ




あの人の

眼差しに似た星明かりが胸を刺す



もう、三年

まだ、三年…


それがなんだというのだろう



これからも

私は

声をあげて泣くのだ

掌に残るぬくもりを握りしめ…



その悲しみに ふたをすることなど

決してしないのだから






〜12月18日


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