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銀河巡礼

第35章 九の月 Ⅲ




涼風が

甘い香りをはこび吹く



想い出が

狂おしく浮かびくる



金の花、金の花…



わたしは

醒めぬ夢ごと 夜を抱きしめる






〜金木犀


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