テキストサイズ

銀河巡礼

第36章 十の月 Ⅲ




窓の四角に切り取られた空

今のわたしの空…



雨のなか

白く煙るビルの群れ

鳥は風に流され

屋上で草木がなびく



この空を

嬉しくて少し哀しく思うのは

着馴れたシャツを

置いてきてしまったからかもしれない…






〜Sky


ストーリーメニュー

TOPTOPへ