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銀河巡礼

第2章  二の月




私は

あなたを感じる

目覚めて伸ばす指先に


歩きながらの左の肩

昼下がり

紅茶を淹れるテーブルの向かい側…



いつもあなたを感じながら

会うことのできない淋しさの半分を

一緒にいられる幸せで埋めている






(了)


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