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銀河巡礼

第2章  二の月




ゆっくり ゆっくり



流れる時のなか

私の想いは小舟となって

ゆらゆらと


帆を上げることはなく

オールも持たぬ

木の葉のようなその舟…



ただ

明日の港ばかりをめざし

流れのままに






(了)


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