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銀河巡礼

第4章  四の月




砂漠に泉を隠したのは誰だろう…


僕たちは探し続けて旅をする
まるで いにしえの隊商のように
時に コンパスをなくした鳥のように


たとえ今日は行き着かなくても
夜になれば遥かに見える
きっと あの
ひときわ明るい小さな星が泉の目じるし


あと少し
もう少し


明日のために 今夜は眠ろう






(了)



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