意地悪なご主人様の専属メイド
第6章 Love♡6
「じゃ、学校行こっか。遅刻しちゃう。
ん…あれ。胡花」
日菜ちゃんがわたしを呼んでわたしの首筋に
手を触れた。
「ん?どうしたの?日菜ちゃん」
「ここ、赤い跡がついてる。」
跡…?
そういえば、ここって…
「蚊に刺されみたいな…噛み付かれたみたいな。
…奏ちゃんがそんなキスマークとか
つけるわけないし…ね?」
「…っ…キス…!」
「あは、顔真っ赤。なに図星?」
「ちち、違うよこれは」
『しるし。悪い虫がつかないように。』
奏ちゃんめ〜!
「あ、あ。ただの蚊に刺され。」
「そっか、残念〜てっきり奏ちゃんとイチャラブしたのかと。」
「恥ずかしいから髪おろしていこ…」
「ただ、の蚊に刺されでしょ。んふふ」
日菜ちゃんからかってるでしょ。もう。
奏ちゃんのばか…!