意地悪なご主人様の専属メイド
第7章 Love♡7
身体に力が入らない。
「んっ…奏ちゃ…」
甘くて、とろけてしまいそうなキス。
「…っ!」
「胡花ちゃん」
「はあっ…んっ…」
「口、あけて。キスしにくい。」
奏ちゃんの言葉にしたがい口を開けた瞬間。
「…んあっ…はっ…」
キスが、甘く激しくなって。
何度も舌が絡む。
奏ちゃんのキスに追いつくのが必死で気づいたら
いつのまにか
「…!!!?」
わたしの背は壁に預けられ、奏ちゃんの片手で
両手首を縛られて頭上に固定された。
完全に、逃げ場を失った。