意地悪なご主人様の専属メイド
第2章 Love♡2
「…奏ちゃんて、意外と…」
「意外となに?」
…お、思わず…
なに聞こうとしてるの…わたし…
だけど、もう後戻りはできない感じ…
「意外と…」
「言ってみて」
い、意地悪…
「変態…なんだね…」
「……なに、いまさら。男なら
誰でもそうでしょ。」
「…っ…やっぱり男の子って」
「あのな、胡花ちゃん
もうおれは男の子じゃない。立派なー」
「…お医者さん。変態なお医者さん…?」
「…変態なお医者さん…ってぶ、ははは。
男の部屋に勝手に女の子連れて…逮捕されるわ。」
「奏ちゃん…逮捕されたら嫌だよ。
…奏ちゃんはわたしを…助けてくれたんだもん…」
最初、正直…初めて奏ちゃんの
家で目を覚ましたとき
誘拐されたと思ってしまったけど…