意地悪なご主人様の専属メイド
第10章 Love♡10
「慌ただしかったもんな。
…ごめん。胡花ちゃんいろいろ
混乱させてばかりで
あいつのことは、ちゃんと説明しようと思ってた。」
「…ううん。
わたしも、知りたいことたくさんある。」
奏ちゃんと離れていた。
五年の間。
わたしの知らない奏ちゃんのこと。たくさん
知りたい。
「よし、じゃあ晩御飯食べたら数学おしえる」
「え…!!
いいの?」
「もちろん」
「でも、お仕事…」
「大丈夫。
最近、メイドさんのおかげで睡眠もとれて
お仕事はかどってるから。」
奏ちゃんに教えてもらえる…!