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意地悪なご主人様の専属メイド

第10章 Love♡10







「居残りしてるのは、数学だっけ?」


「うん。」



わたしのとなりに、同じような体勢で座る奏ちゃん


奏ちゃんもお風呂は終わってるから


同じシャンプーの匂い。優しくて甘い。



「胡花ちゃん、体調は大丈夫?」



「うん。大丈夫。薬もちゃんと飲んだから」



「そっか。なら始めよっか。何ページから?」



教科書をめくり、奏ちゃんが家庭教師みたいに



夜の授業が始まった。






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