意地悪なご主人様の専属メイド
第2章 Love♡2
奏ちゃんの手…振り払えないまま。
優しく服を戻してくれたはずの服をまた
まくられて
奏ちゃんの手が胸元まで忍び寄ってきた。
「あっ…っ…奏ちゃ
ダメっ…」
「やっぱり、反応が可愛いな。胡花ちゃん」
「ま、待っ…奏ちゃ…んなんで
いきなり…」
〝可愛すぎて、襲いそうになった〟は
冗談じゃなかったの?
「5年越しの、我慢の糸が切れたって言ったらわかるかな…」
「…んっ…」
さらに、奏ちゃんの手が伸びてくる。
もう胸まであと数ミリー。
「…あっ…待っ…」
「もう、散々待った」
胸に、奏ちゃんの手が触れて身体に電気が走ったみたいにビクッと身体が反応する。