意地悪なご主人様の専属メイド
第3章 Love♡3
なにも、断れないまま渡されたけど…
もう手元にあるなら
引き下がれないし…着るしか
「…できた。」
って…これ…
「奏ちゃん、お待たせできたよ」
奏ちゃんがいるはずの扉越しに話しかけると
ガチャッと扉が開く音が聞こえて
奏ちゃんが部屋に入ってきた。
「じゃあ失礼します。お、やっぱり
胡花ちゃんに似合うね」
「奏ちゃんっ…これって…」
「見たまんま。メイド服」
…で、ですよね。
「やっぱり、似合う。」
「あ、あありがとうございます…?」
…恥ずかしい。メイド服着るなんて初めてだし
スカート…短い…
う、恥ずかしい…