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意地悪なご主人様の専属メイド

第1章 Love♡1






「んっ…ゴホッ…」


周りにひとがいるのに。
気にする暇なんてこの医師は与えてくれなかった。


「大丈夫、落ち着いて息したら大丈夫だから」



「…っゴホッ…」




「ゆっくり、吸って。吐いてごらん」




「…はあっ……はあ…」




「ほら、落ち着いてきた。聴診器は終わり。
あと薬吸入しよっか」



「ん…」



もう、拒む暇なんてないままー。



「口、あけて」



「んあっ…」



口元を捕獲され、薬が吸入される。




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