意地悪なご主人様の専属メイド
第5章 Love♡5
……っもしかして。
何かあったらすぐに連絡してって言われたのに
連絡しなかったから怒ってるとか…?
…
うう、話しかけないでオーラがすごい。
「…胡花ちゃん」
「……っ」
「帰ろっか」
*
奏ちゃんの、車に乗って10分弱。
家に帰ってきたわたしたち。…車の中では
なにも話さなかった。
「……」
冷たい、玄関。
深呼吸をして足を踏み出そうとすると。
ふわりと後ろから抱きしめれ、首筋にチュッと噛み付くようにキスをされ
「…っきゃあっ」
身体が、いつもより敏感に反応してしまった。