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同居人は教えたがりな奉仕者

第5章 行き過ぎな実践

「あーゆーの見るとぞくぞくして、もっとしてやりたくなるんだよなぁ」

過激な言葉を、他人事のようにさらりと言いやがった!

拓海の性癖なんか聞いたこともないから知らなかったけど…

こいつって…そうとうアブナイ奴なんじゃないか?

呆然と拓海を見続けていたら、拓海は小首を傾げて

「もしかして、目覚めちゃった?」

そう言って、ニヤリと笑いを浮かべて…

「おま…っ!馬鹿か!?」

慌てる俺を見て爆笑していやがる!

「俺は彼女が欲しいんだよ!!女の子と付き合いたいの!!」

女の子と付き合えるテクなら聞きたいけど、男を相手にするつもりはないんだってば!

「だろうね。知ってるっての」

「なら」

「とりあえず、テク磨けよ」

「う…」

ヘタクソと言われたのもあって、拓海の助言に心が折れそうになる。

口ごもってしまうと、拓海はさらにトドメを差した。

「じゃなきゃ、リードなんて無理だろ?」

…だよなぁ…

だけど、そんなすぐに上手くならないだろ!?

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