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僕らの青春は始まったばかり

第4章 父

その時は、ただ胸を触られただけだった

けれど、だんだんその行為がエスカレートしていった

アソコをもまれたり、されるのは当たり前になり、父にフェラされることも少なくなかった

10歳までは蕾に指を入れるだけだったけど、11歳の誕生日、俺は処女を卒業した

その頃には、俺は、この行為が普通じゃないことに気づいていた

けれど、拒むことは出来なかった

無理 という2文字を言うのが怖かった

だから父との行為を一度も断ったことはなかった

幸いなことに父が帰ってくるのは月に1度だったからその行為も月に一度で済んだ

それに弟の創にもバレることは無かった

そして、俺は父が大嫌いになった

殺したいとも思った
でも、やはり断ることは出来なかった

そして誰かに相談することも出来なかった

俺は、行為が終わる度に父にバレないようひっそりと泣いた

たまに父が自分の中に入ってくる感覚が戻ってきて、気持ち悪くなる時もあった

俺はその感覚を忘れるためにたくさんのセフレを作った

誰でもいい、誰でもいいから抱いて、父との感覚をなくしたい

俺は、父がいない間誰彼構わず抱いた




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