テキストサイズ

甘い鎖~縛られて溶かされる~

第8章 奪われて…

あたしの腰が浮く。



膣内がきゅうっと締まる。



「優依、キツイ…このままだとすぐ終わる」



志桜さんがあたしの顔の横で力なく言った。



終わってくれたら、それでいい。



それで解放されるなら…



だけど…



あたしの体はもっとたくさん求めている。



シャラっと首から下げたネックレスが揺れるのを感じて、あたしは少し我に返った。



「あ…あたし、何して…」



「優依…?」



「やっ…志桜さん、やめて…」



あたしはほとんど力の入らない手で彼の肩を押した。



「優依、僕は君のナカでイクよ」



「え…」



彼はあたしの腕を掴んでベッドに押しつける。



そして、ゆっくりと腰の動きを再開した。



「あっ…ダメ」



突かれるたびに押し寄せる快感に、また体が溺れていく。



「あっ…あっ…や、め…あぁっ!」



あたしの腕を掴む彼の手にググッと力が入った。



「優依、ごめんね」



「ふ、あ…?」



「優しくできない」



志桜さんはいきなり体を起こして激しく腰を動かし始めた。



「ひああっ!」



突き上げられる快楽に悲鳴を上げた。



ずっちゅ、ずっちゅ、ずっちゅ…



「ひっ…やっ!あっ!ダ、メ…あっ!」



体を揺さぶられるたびに、ベッドが激しく軋む。



肌と肌がぶつかるたびに、いやらしい音が部屋中に響く。



激しいよ…



このままじゃ、壊れちゃう…









ストーリーメニュー

TOPTOPへ