
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第11章 あたたかくて…
「自分の女を支配下に置きたい気持ちはわからなくもないけどね」
ドキ…
「志桜さん…?」
「ああ。僕の場合はわかっていてやってるんだよ」
志桜さんは笑顔でそんなことを言った。
「それって、意地悪…」
「そうだよ。優依を苛めるのが快感だから」
「ひ、ひど…!」
志桜さんはクスクス笑う。
そして彼はあたしの頭を撫でた。
「優依は従順すぎる。表ではもっと警戒しなきゃ。あまりに素直だとまた悪い男に狙われるよ」
「はい…気をつけます」
「まあ、そんなこと絶対にさせないけどね」
「え…」
顔を上げると志桜さんがあたしの頬を親指でするすると撫でた。
「優依に悪いコトをしたらどうなるか、彼は身を持って知るだろうね」
ドキッ…
「あ、あの…それって…?」
志桜さんはあたしの額にキスをした。
「さあ、もう寝なさい。これ以上夜更かしをすると僕が君を襲ってしまうよ」
「え…」
変な気持ちになってくる。
襲ってくれても…いいんだけどな。
あたし、何考えてんだろ。
「おやすみ、優依」
志桜さんはあたしの頭をそっと撫でてからそう言った。
あたしは布団にくるまって彼を見上げる。
「おやすみなさい」
志桜さんはにっこりと微笑んで、部屋から出ていってしまった。
なんだか、物足りないような気持ちで、あたしは眠りに入った。
ドキ…
「志桜さん…?」
「ああ。僕の場合はわかっていてやってるんだよ」
志桜さんは笑顔でそんなことを言った。
「それって、意地悪…」
「そうだよ。優依を苛めるのが快感だから」
「ひ、ひど…!」
志桜さんはクスクス笑う。
そして彼はあたしの頭を撫でた。
「優依は従順すぎる。表ではもっと警戒しなきゃ。あまりに素直だとまた悪い男に狙われるよ」
「はい…気をつけます」
「まあ、そんなこと絶対にさせないけどね」
「え…」
顔を上げると志桜さんがあたしの頬を親指でするすると撫でた。
「優依に悪いコトをしたらどうなるか、彼は身を持って知るだろうね」
ドキッ…
「あ、あの…それって…?」
志桜さんはあたしの額にキスをした。
「さあ、もう寝なさい。これ以上夜更かしをすると僕が君を襲ってしまうよ」
「え…」
変な気持ちになってくる。
襲ってくれても…いいんだけどな。
あたし、何考えてんだろ。
「おやすみ、優依」
志桜さんはあたしの頭をそっと撫でてからそう言った。
あたしは布団にくるまって彼を見上げる。
「おやすみなさい」
志桜さんはにっこりと微笑んで、部屋から出ていってしまった。
なんだか、物足りないような気持ちで、あたしは眠りに入った。
