
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第11章 あたたかくて…
「えっと…用事、ではなくて…」
「じゃあ、何?」
ズキ…
志桜さんの言葉が冷たく感じる。
そうだよね…
彼女でもないんだから、用がないと来ちゃだめだよね。
だったら、あたしは彼女になりたいのかな?
好き、なのかな…?
「あ、あたし…志桜さんの…」
ドクドクドク…
胸が痛くなる。
だけど、あたしは覚悟を決めて彼の顔を見つめた。
「そばに、いたいんです!」
「え…」
志桜さんは少し驚いた顔をした。
「だって、志桜さんはあたしに言った。そばにいてほしいって。ずっと、死ぬまでそばにいてほしいって」
あんなに、あたしこと、愛してるって言ったのに…
「あたしもそばにいたい!志桜さんのそばにいたいの!」
呼吸が乱れるくらい、あたしは叫んでしまった。
そしてすぐ後悔した。
なんだか子供みたいなことを言ってる。
もっと大人のセリフが言えたらいいのに…
「ふふっ…」
志桜さんが突然笑い出した。
あたしは呆気にとられて彼を見つめる。
そして不安がよぎる。
「志桜さん…?」
「ああ、ごめん。ちょっと意地悪が過ぎたなと」
「え…」
何?どういうこと?
「志桜さん?」
彼は不敵な笑みを浮かべた。
「おいで。中で話そう」
ドクン…
「…えと…はい」
あたしは緊張しながら彼の部屋へ入った。
「じゃあ、何?」
ズキ…
志桜さんの言葉が冷たく感じる。
そうだよね…
彼女でもないんだから、用がないと来ちゃだめだよね。
だったら、あたしは彼女になりたいのかな?
好き、なのかな…?
「あ、あたし…志桜さんの…」
ドクドクドク…
胸が痛くなる。
だけど、あたしは覚悟を決めて彼の顔を見つめた。
「そばに、いたいんです!」
「え…」
志桜さんは少し驚いた顔をした。
「だって、志桜さんはあたしに言った。そばにいてほしいって。ずっと、死ぬまでそばにいてほしいって」
あんなに、あたしこと、愛してるって言ったのに…
「あたしもそばにいたい!志桜さんのそばにいたいの!」
呼吸が乱れるくらい、あたしは叫んでしまった。
そしてすぐ後悔した。
なんだか子供みたいなことを言ってる。
もっと大人のセリフが言えたらいいのに…
「ふふっ…」
志桜さんが突然笑い出した。
あたしは呆気にとられて彼を見つめる。
そして不安がよぎる。
「志桜さん…?」
「ああ、ごめん。ちょっと意地悪が過ぎたなと」
「え…」
何?どういうこと?
「志桜さん?」
彼は不敵な笑みを浮かべた。
「おいで。中で話そう」
ドクン…
「…えと…はい」
あたしは緊張しながら彼の部屋へ入った。
