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甘い鎖~縛られて溶かされる~

第18章 あたしたちの未来

ちゅっ…ちゅっ…



「あ…」



久しぶり。



彼の唇の感触。



軽いキスをしながら、あたしたちは抱き合った。



彼はあたしの唇を舐めて、軽く開いた唇の隙間から舌を挿入した。



「んっ…う、ふ…」



久しぶりだからかな?



すごく激しい…



やだ、あたし…



濡れてきちゃった。



ちゅくっ…



唇が離れると熱い吐息に眩暈がした。



「あ…は、ぁ…」



「優依、色っぽい」



「いきなり、こんなキスするから」



志桜さんはクスッと笑って、あたしの耳を食むようにキスをする。



「やっ…あ…」



ビク…



彼はあたしの耳にキスをしたまま言った。



「続きは今夜しようか」



ゾク…



「だ、め…りゅうちゃんが…」



「寝てくれるよ」



「だって、志桜さんは…」



「さっき言ったでしょ。優依を気持ちよくさせることはできるって」



やだ、あたし…



期待してる…!



「キスだけ、なら…」



「嘘…イキたいでしょ?」



ゾクゾク…



「ほら、優依のカラダは素直だ」



彼があたしのスカートに手を入れたとき、



あたしはビクンと体が震えた。



「志桜さんのイジワル…!」



その夜はホントにりゅうちゃんはスヤスヤと眠ってくれた。



まるで、あたしたちの時間を作ってくれたように。



久しぶりに裸になって抱き合って、



挿入はしなかったけど、



お互いの体にいっぱいキスをして、



愛を確かめ合った。






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