
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第18章 あたしたちの未来
真っ白な教会、まわりはガラス張り。
外の景色が綺麗に見える。
三坂さんがあたしをエスコートしてくれて、
あたしは待っている志桜さんの手を取った。
あたしたちは、病める時も健やかなる時も永遠に愛を誓うと言った。
あたしはずっと、彼のことを愛してる。
幼い頃、約束した言葉。
―優依がお嫁さんになってあげる―
志桜さん、叶ったね。
「優依、綺麗だよ。君は世界一綺麗だ」
志桜さんがそっとあたしにささやいた。
「志桜さんも、世界一素敵よ」
あたしは上目遣いでそっとささやいた。
そして、あたしたちは誓いのキスをした。
たくさんの人たちに祝福されて、
人生で一番幸せな日になった。
披露宴が終わって控室に戻ると、三坂さんたちが泣いているりゅうちゃんをあやしていた。
「ごめんなさい。すっかりお世話させちゃって」
あたしが行くとりゅうちゃんがあたしに向かって手を伸ばしながら大泣きした。
あたしはすぐにりゅうちゃんを抱きかかえてあやした。
「ごめんね。寂しかったね」
りゅうちゃんが泣き止んで、三坂さんが安心したように笑った。
「優依さまの美しい姿に見惚れているのでしょう」
「え?」
りゅうちゃんは珍しいものを見るみたいに、あたしをじっと見つめた。
「うふふ、ママはどこにもいかないよ」
あたしはりゅうちゃんをぎゅっと抱きしめた。
外の景色が綺麗に見える。
三坂さんがあたしをエスコートしてくれて、
あたしは待っている志桜さんの手を取った。
あたしたちは、病める時も健やかなる時も永遠に愛を誓うと言った。
あたしはずっと、彼のことを愛してる。
幼い頃、約束した言葉。
―優依がお嫁さんになってあげる―
志桜さん、叶ったね。
「優依、綺麗だよ。君は世界一綺麗だ」
志桜さんがそっとあたしにささやいた。
「志桜さんも、世界一素敵よ」
あたしは上目遣いでそっとささやいた。
そして、あたしたちは誓いのキスをした。
たくさんの人たちに祝福されて、
人生で一番幸せな日になった。
披露宴が終わって控室に戻ると、三坂さんたちが泣いているりゅうちゃんをあやしていた。
「ごめんなさい。すっかりお世話させちゃって」
あたしが行くとりゅうちゃんがあたしに向かって手を伸ばしながら大泣きした。
あたしはすぐにりゅうちゃんを抱きかかえてあやした。
「ごめんね。寂しかったね」
りゅうちゃんが泣き止んで、三坂さんが安心したように笑った。
「優依さまの美しい姿に見惚れているのでしょう」
「え?」
りゅうちゃんは珍しいものを見るみたいに、あたしをじっと見つめた。
「うふふ、ママはどこにもいかないよ」
あたしはりゅうちゃんをぎゅっと抱きしめた。
