テキストサイズ

甘い鎖~縛られて溶かされる~

第1章 初めて…

「ん…あっ…」



ちゅく、ちゅく、と唇が触れるたびに、いやらしい音が室内に響く。



吸い上げるような動きから、ねっとりと唇を舐め回すような動きに変わる。



「ん…ふぁ…あ」



頰を掴まれ、無理矢理口を開けさせられる。



僅かに開いた唇の隙間から熱い舌が挿し込まれ、口内を舐め回される。



「は…あん…んんっ」



ちゅく、ちゅく、ちゅぱ…



この音が、イヤ。



あたしのカラダ、おかしくなっちゃう。



「お、ねが…やめ…」



変になっちゃうよ…



彼があたしの顎をぐいっと上向きにさせる。



すると、口から溢れ出た唾液がとろりと伝って流れ落ちた。



「キレイな顔」



彼はそう言って、溢れ出る唾液を舌で舐めとりながら、またあたしの口内に舌を挿入した。



もう、ダメ…



頭がぼうっとしてくる。



もうずっと、体がビクビクしてる。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ