
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第4章 感じちゃう
ちゅくっ…
志桜さんはあたしの唇に吸いつくようなキスをした。
「ん…」
彼の肩を力いっぱい押して逃れようとすると、腕を掴まれてドアに押しつけられた。
「や、あ…」
「声を出すとあの人たちに気づかれるかもね」
「え…」
不安な気持ちで見上げると、志桜さんは穏やかに笑っていた。
「ねえ、優依。あの人たちが何をしていたか、わかる?」
ゾク…
思い出したくもない。
「わ、わかりません」
「教えてほしい?」
あたしは首を横に振った。
「いらない。知りたくない」
志桜さんは真顔であたしを見下ろしながら、指先であたしの顔をなぞるように触った。
「やっ…やめて…」
ゾクゾクと背筋が震える。
「綺麗な顔」
志桜さんの表情は穏やかな口調とは違って冷たい。
あたしは怯えていたせいか、雷が鳴った瞬間仰天して志桜さんに抱きついてしまった。
「きゃああっ!」
志桜さんはあたしの背中に手を回して撫でた。
「おいで」
志桜さんはまた穏やかな表情になった。
彼はあたしを抱いたまま、ベッドに横たえた。
怖くて声が出なくなってしまった。
志桜さんはあたしの唇に吸いつくようなキスをした。
「ん…」
彼の肩を力いっぱい押して逃れようとすると、腕を掴まれてドアに押しつけられた。
「や、あ…」
「声を出すとあの人たちに気づかれるかもね」
「え…」
不安な気持ちで見上げると、志桜さんは穏やかに笑っていた。
「ねえ、優依。あの人たちが何をしていたか、わかる?」
ゾク…
思い出したくもない。
「わ、わかりません」
「教えてほしい?」
あたしは首を横に振った。
「いらない。知りたくない」
志桜さんは真顔であたしを見下ろしながら、指先であたしの顔をなぞるように触った。
「やっ…やめて…」
ゾクゾクと背筋が震える。
「綺麗な顔」
志桜さんの表情は穏やかな口調とは違って冷たい。
あたしは怯えていたせいか、雷が鳴った瞬間仰天して志桜さんに抱きついてしまった。
「きゃああっ!」
志桜さんはあたしの背中に手を回して撫でた。
「おいで」
志桜さんはまた穏やかな表情になった。
彼はあたしを抱いたまま、ベッドに横たえた。
怖くて声が出なくなってしまった。
