
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第5章 怖いのに…
それは日曜日のこと。
あたしは悠樹くんとダイニングルームで遅い朝食をとっていた。
そして彼はあたしに自分スマホを見せてくれる。
「で、これが俺の入ってるパーティ。つってもあのパーティと違うからな。仲間同士でグループ作って一緒に敵を倒したりするんだよ」
「へえぇ。この数字は何?」
「これは今の俺のレベル。レベル上げするには敵をどんどん倒さなきゃいけないんだよ。それも雑魚じゃなくて結構強い奴倒さないとなかなか上がらないんだよな」
よくわからないけど、悠樹くんはすごく楽しそうに話してくれる。
「あたしにもできるかな?」
「は?お前には無理だって」
悠樹くんはバカにしたように笑った。
でも、悪い気はしない。
「そっか。残念」
あたしは紅茶を飲んで朝食を終えた。
「やりたいなら、やってみたら?」
「え…」
「お前なんかすっげー弱いパーティしか入れねぇだろうけどな!ちょっとくらいなら、コツを教えてやってもいいぞ」
「ほんと?うれしい」
悠樹くんは急に頬を真っ赤に染めた。
「調子乗るなよ。俺は忙しいんだからな!ちょっとだけだぞ」
「うん。じゃあ、さっそくやってみるね」
あたしは自分のスマホを取り出して、彼に教えてもらいながらそのゲームのアプリをダウンロードした。
あたしは悠樹くんとダイニングルームで遅い朝食をとっていた。
そして彼はあたしに自分スマホを見せてくれる。
「で、これが俺の入ってるパーティ。つってもあのパーティと違うからな。仲間同士でグループ作って一緒に敵を倒したりするんだよ」
「へえぇ。この数字は何?」
「これは今の俺のレベル。レベル上げするには敵をどんどん倒さなきゃいけないんだよ。それも雑魚じゃなくて結構強い奴倒さないとなかなか上がらないんだよな」
よくわからないけど、悠樹くんはすごく楽しそうに話してくれる。
「あたしにもできるかな?」
「は?お前には無理だって」
悠樹くんはバカにしたように笑った。
でも、悪い気はしない。
「そっか。残念」
あたしは紅茶を飲んで朝食を終えた。
「やりたいなら、やってみたら?」
「え…」
「お前なんかすっげー弱いパーティしか入れねぇだろうけどな!ちょっとくらいなら、コツを教えてやってもいいぞ」
「ほんと?うれしい」
悠樹くんは急に頬を真っ赤に染めた。
「調子乗るなよ。俺は忙しいんだからな!ちょっとだけだぞ」
「うん。じゃあ、さっそくやってみるね」
あたしは自分のスマホを取り出して、彼に教えてもらいながらそのゲームのアプリをダウンロードした。
