
甘い鎖~縛られて溶かされる~
第5章 怖いのに…
ガタッ…
あたしはカップを置いて立ち上がった。
「そろそろ帰らなくちゃ…夕食の時間が」
「まだいいよ」
志桜さんに腕を引っ張られて無理矢理座らされた。
「で、も…」
ドクン、ドクン、ドクン…
「君は、ひとりでは帰れないよ」
「あ…わざと?」
立ち上がろうとすると、志桜さんがあたしの肩を掴んでソファに体を押しつけた。
「やっ…」
「逃げないの」
ゾクッ…
あの目だ。
志桜さんの氷のような表情に浮かぶ鋭い目つき。
あたしはこの目で見つめられたら、体が縛られてしまう感覚に陥る。
「あ…志桜さん…」
やだ…
見られているだけで、あたしのカラダが反応しちゃう。
「優依は子供っぽいのに、こうしていると驚くほど妖艶で、大人の色香を感じさせる」
志桜さんは指であたしの唇を撫でる。
ビクッ…
「や、め…」
「君は美しい。どんな荘厳な景色よりも、君の感じている顔が一番いい」
ゾク…
「や…いやっ!見ない、で…」
その目で見つめられたら、あたし、おかしくなっちゃう。
「まだ何もしていないのに、優依はこんなに感じてる」
志桜さんがあたしの頬を撫でる。
「だ、め…」
体が熱くなってくる。
あたしはカップを置いて立ち上がった。
「そろそろ帰らなくちゃ…夕食の時間が」
「まだいいよ」
志桜さんに腕を引っ張られて無理矢理座らされた。
「で、も…」
ドクン、ドクン、ドクン…
「君は、ひとりでは帰れないよ」
「あ…わざと?」
立ち上がろうとすると、志桜さんがあたしの肩を掴んでソファに体を押しつけた。
「やっ…」
「逃げないの」
ゾクッ…
あの目だ。
志桜さんの氷のような表情に浮かぶ鋭い目つき。
あたしはこの目で見つめられたら、体が縛られてしまう感覚に陥る。
「あ…志桜さん…」
やだ…
見られているだけで、あたしのカラダが反応しちゃう。
「優依は子供っぽいのに、こうしていると驚くほど妖艶で、大人の色香を感じさせる」
志桜さんは指であたしの唇を撫でる。
ビクッ…
「や、め…」
「君は美しい。どんな荘厳な景色よりも、君の感じている顔が一番いい」
ゾク…
「や…いやっ!見ない、で…」
その目で見つめられたら、あたし、おかしくなっちゃう。
「まだ何もしていないのに、優依はこんなに感じてる」
志桜さんがあたしの頬を撫でる。
「だ、め…」
体が熱くなってくる。
