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ワルキューレの朝ごはん

第2章 化学反応

狂気が蜘蛛の巣のように邪悪な粘液質の糸を張り巡らせて

そして退廃が始まる、、、

局部的な喪失が我が物顔で腰を据え、そこから世界の全域へと向けて崩壊を波及せしめ、退廃を日常化させてしまうのだ。

斯くして僕たちは世界のあるべき表情を忘れてその卑猥な仮面(ペルソナ)に慣れ、その内面に穿たれた空洞を溺愛していた。

   ∧∞∧   ∧_∧
  (*。・ω・)  (=ω=。*)
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┃ ┃ホラーなのですか?┃ ┃
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ひきこもりのオタク野郎の僕は今、素っ裸でアイドル顔負けのルックスの彼女と一緒にお風呂に入っているのである、が、

精神の健康を蝕まれている、殆んど崩壊に瀕していると云って良い、しかし、存在が危機的な状況を通過しつつあるとは云えそれは彼女が悪いのではない。

アメリカの首都はニューヨークじゃありませんよ!

入浴中だっちゅうの(死語)。

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