私のヒーロー
第3章 気付いた想い
なんでそんな苦しい顔をするの?
何かあったの?…なんて簡単に聞けない気がした
なんか聞いちゃいけない気がしたんだ
「なんかあったの?三浦に」
あゆ…聞けない私の代わりに夢くんに聞いてくれた
「ごめん。いくら2人でも八の過去勝手に話せない」
そうだよね…いくら親友だからって話せられない
私だって同じ立場だったら勝手に夢くんに話さないもん
ちゃんと許可とるか本人から話してもらう
「でも…蜜ちゃんには知ってて欲しいから」
「え?」
夢くんは誰かに電話をかけた
でも話している内容からして誰だかすぐにわかったんだ
八くんだって
電話切ったあと何かを送っていた、夢くん
あの、電話してた時の夢くんすごく怖かったです
八くんのことを待っているとすぐにチャイムがなった
「え、はやw」
「なんか蜜ちゃんを探してたみたいだよ?」
「え、私を?」
あゆが玄関の扉を開けて戻ってくると息を切らした八くんが現れた
八くんのこと好きだって気づいてから八くんに会うのがすごい緊張する…
なんか胸がドキドキうるさい
これも八くんのこと好きだからかな?
「はぁ…はぁ…蜜大丈夫!?」
「う、うん…大丈夫だよ?」
「なら良かったー、泣いてたからなんかされたのかなって思ってそれに夢からの電話めっちゃ切れてたから俺なんかしちゃったのかな?って焦ったし。ほんとなんもなくて良かった…」
クシャッと私に向けて笑ってくれたその顔
それを見た瞬間胸がすごいドキドキしてるのと
今までの不安とか全部なくなった気がした
でもそれは一瞬だけで…
「八、きれたのはごめん。あのさ、蜜ちゃんに"あのこと"話してあげてほしい」
「"あのこと"ってなに?わかんねーんだけど」
声のトーンが低くなって怖い顔をしている八くん
こんな八くん…初めて見た…
「本当はわかってるよね!?そうやっていつまでも逃げるの?」
「別に逃げてなんかねーよ!」
八くん怒ってる…怒らせたいために呼んだんじゃないのに…
私がわるいんだ…言いたくないことなのに聞きたいだなんて言っちゃったから…
「夢くんは悪くないよ!私が聞いたのがいけなかったよね…それに誰にだって話したくない過去だってあるもんね」
「蜜…」
「ごめんね」
これ以上八くんを傷つけちゃいけない
私はそう思って部屋を飛び出した
何かあったの?…なんて簡単に聞けない気がした
なんか聞いちゃいけない気がしたんだ
「なんかあったの?三浦に」
あゆ…聞けない私の代わりに夢くんに聞いてくれた
「ごめん。いくら2人でも八の過去勝手に話せない」
そうだよね…いくら親友だからって話せられない
私だって同じ立場だったら勝手に夢くんに話さないもん
ちゃんと許可とるか本人から話してもらう
「でも…蜜ちゃんには知ってて欲しいから」
「え?」
夢くんは誰かに電話をかけた
でも話している内容からして誰だかすぐにわかったんだ
八くんだって
電話切ったあと何かを送っていた、夢くん
あの、電話してた時の夢くんすごく怖かったです
八くんのことを待っているとすぐにチャイムがなった
「え、はやw」
「なんか蜜ちゃんを探してたみたいだよ?」
「え、私を?」
あゆが玄関の扉を開けて戻ってくると息を切らした八くんが現れた
八くんのこと好きだって気づいてから八くんに会うのがすごい緊張する…
なんか胸がドキドキうるさい
これも八くんのこと好きだからかな?
「はぁ…はぁ…蜜大丈夫!?」
「う、うん…大丈夫だよ?」
「なら良かったー、泣いてたからなんかされたのかなって思ってそれに夢からの電話めっちゃ切れてたから俺なんかしちゃったのかな?って焦ったし。ほんとなんもなくて良かった…」
クシャッと私に向けて笑ってくれたその顔
それを見た瞬間胸がすごいドキドキしてるのと
今までの不安とか全部なくなった気がした
でもそれは一瞬だけで…
「八、きれたのはごめん。あのさ、蜜ちゃんに"あのこと"話してあげてほしい」
「"あのこと"ってなに?わかんねーんだけど」
声のトーンが低くなって怖い顔をしている八くん
こんな八くん…初めて見た…
「本当はわかってるよね!?そうやっていつまでも逃げるの?」
「別に逃げてなんかねーよ!」
八くん怒ってる…怒らせたいために呼んだんじゃないのに…
私がわるいんだ…言いたくないことなのに聞きたいだなんて言っちゃったから…
「夢くんは悪くないよ!私が聞いたのがいけなかったよね…それに誰にだって話したくない過去だってあるもんね」
「蜜…」
「ごめんね」
これ以上八くんを傷つけちゃいけない
私はそう思って部屋を飛び出した