テキストサイズ

私のヒーロー

第4章 八side

今日はいつも長引かない英語が長引いて

授業が終わったのが遅くなった

まじ最悪…蜜に連絡しなきゃ…って…連絡先交換してねーじゃん!

急がねーと!!

俺は荷物をまとめるとすぐに駅に向かおうとした

そしたら校門の前に見覚えのある制服とクラスの男子がいた

あれ…あの制服って南校の?

え…もしかして!?

俺は嫌な予感がしてすぐに校門にむかった

そしたら蜜が予想通りナンパされてました

…なんでお前が…ここにいんだよ

「なに、校門の前でナンパしてんだよw」

俺の声を聞いて俺のことを見た蜜

すっげー安心した顔してた

「え、だって可愛いからさこの子」

「そいつ俺の知り合いなんだけどww」

「え、は、八の知り合い!?ご、ごめん…知り合いなんて知らなくて……」

そう言いながら去っていったあいつ

"あのこと"を知っているやつは俺と上辺だけの付き合いをするようになった

夢以外は全員そうだった

「八くん…怖がられてるの?」

「いや…そんなことよりなんでここにいるの?」

「八くんが遅いから…あとお礼したくて」

「ごめん。とりあえず帰ろっか?」

俺達は駅に向かって電車に乗ったんだ

そのときに、無事連絡先を交換しました

あと遅れた理由もちゃんと伝えた

家まであと少しっていうところで俺を呼ぶ声がして振り返ってみたら夢がいた

「お、どーした」

「どーしたじゃないよ、忘れ物!」

「あーそのためだけに?駅まで送ってく。蜜先帰ってもらってていい?」

「うん!大丈夫ー!」

俺は夢を駅に送ると嘘をついて蜜を先に帰したんだ

多分俺の部屋に行くんだろうなって思ってたし

お礼くれるって言ってたから

蜜に嘘をついた理由は夢が持っていたノートが俺のじゃなかったから

LILINでも話せない内容だってすぐにわかった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ