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隣のアイドル

第5章 *Episode4




玄関のドアを閉めると、そのまま寄りかかって動けずにいた。






ドア越しに聞こえた、
隣の玄関のドアが閉まる音ー……







蒼井さんが私を好き…?




ないないないない!!!




周りには綺麗で可愛くて華やかな人が多い芸能人が、こんな平凡な一般人を好きになるなんて有り得ないー……







「ママー?お腹空いたよー!」







リビングから聞こえた柚花の声で我に返る。







「ごめんね、ご飯つくるからね!」







急いでリビングに入ると、何もなかったように柚花に振る舞った。



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