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隣のアイドル

第2章 *Episode1





「ママー!!!」


「あっ…すみません…!子供が……」






ダイニングの方から聞こえてきた柚花の声に振り返る。







「女の子なんですね。」


「あ、はい…!」


「きっとママに似て美人さんなんでしょうね!」







二カッと笑った彼の顔に年甲斐もなく顔が熱くなる。




冗談とわかってて真に受けてる自分…ーー







「では、これで……

夜遅くにお邪魔しました。」







爽やかに会釈した彼に私も軽く頭を下げてドアを閉めた。



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