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さちこの日記【小学生息子のいるパート主婦の日々】

第142章 父(75歳)に異変が起きました。

少しずつ歩けるようになってきている父のリハビリ動画(父、母、私、妹2人の5人のLINEグループに母が載せてくれる)を見て、みんなで「頑張ってるね」「すごいね」って回復を喜んでる時に、回復の様子をみせてあげようと思って私のスマホで夫にも動画を見せたら、発症前と比べて「情けない」だの「あの元気だったお義父さんがこんなことになるとは」とか愚痴り続けるの、隣で聞いてて気分悪いというか、正直凹む。せっかく少しでも明るい話題というか、現状からの最善を模索してる時に実現不可能な「たられば」を言い続けるのはやめてほしい…。

とにかく後ろ向き発言しかしてこない夫にイライラMAXというか、こっちまでしんどくなるので、夫に父のリハビリ動画を見せるのは止めました。
口頭で「リハビリ頑張ってるみたいよ」「だいふ回復したよ」と伝えるのみ。

いや、ほんと、たらればを言ってもしょうがないし、少しでもいいほうに考えなきゃやってられないでしょう!!
手術してなくても脳梗塞起こしてたかもしれないし、手術してなかったら脳梗塞じゃなくてもっと酷い脳出血とか、くも膜下出血とかになってたかもしれないじゃん。

時間巻き戻す能力持ってるわけでもないくせに、終わったことにたいして「手術やめとけば」とか「もっと手術前にセカンドオピニオンとか受けとけばよかったんじゃないの」とか、後ろ向きで何の進展もないこと言い続けるのは非生産的!!

悔やんで悔やんで悔やみまくれば時間が巻き戻って手術を受ける前に戻れるんなら、どうぞどうぞ。んで、手術に「待った」をかけてセカンドオピニオンでもなんでもしてくださいな。でも、元々、セカンドオピニオンで手術を勧められたのよ?最初の先生は「ちょっと気にはなるけど、手術するかどうかはどちらでもいいです」って患者任せで責任逃れな発言してたのよ。それを今の主治医が「危ないです」って「これが、自分の親なら僕は迷わず手術します」って言うから手術する流れになったのよ。

そりゃ、もし手術してなかったらこうはならなかったのかも、と私だって全く考えなかったわけじゃないけど。

結局、『たられば』を言っても時間は巻き戻らないのです。

だけど、それでも今までが普通に歩けていたのに歩けなくなった父を見てると、ちょっと切ない気持ちにはなります。

なんていうか、人生、何が起こるかわからない、を実感中です。

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