テキストサイズ

さちこの日記【小学生息子のいるパート主婦の日々】

第164章 9/11〜9/20まで

しかし、溜め直し始めてからまもなく、防護服+ビニール手袋の完全防護姿の看護婦さんが車にやって来てしまいました。

…まだあんまり溜まってない。と思いつつ検査キットを受け取り、頑張って唾液を出します。途中、また咳きこんでしまい、キットの容器内に痰が一緒に入ってしまいました、が、まぁ、ウィルスがいるかどうか検査するための唾液だし、痰が入ってても困らないだろうというか逆にウィルス検出しやすくなるだろ、と思って気にしないことにしました。

規定の線の位置よりギリギリ少し下までなんとか唾液を出したところで出にくくなってしまいましたが、看護婦さんが

「それぐらいで大丈夫です」

と言ってくださったので、唾液を注ぐのにつかった専用ストローをそのまま容器内に落とし(そういう指示だった)蓋をして看護婦さんに渡します。

「もう少ししたら旦那さんがお薬受け取って帰ってくると思いますのでそのままお待ちください」

と言われ、また車内待機。

そして、抗生物質やら発熱用の頓服、咳を鎮める薬など、いろいろ持って戻ってきた旦那に診察室の中に呼ばれたのかを聞くと、呼ばれて入ったと言ってました。

患者本人じゃないのに診察室には入るんだ、ウケる、と思いつつ、

「先生に私の症状を話すぐらいだよね。さすがに本人じゃないし、直接喉を診たりとかはされなかったでしょ?」

と聞いたら

「いや、俺の喉を診てどーする!患者でもないのに!」

と夫もウケてました。

いや、まぁ、患者でもないのに喉とか診られたりするの想像したらちょっと面白かったので言わずにはいられなかったのです。

発熱中で頭がボーっとしてるから変なことというか、バカなことを考えちゃうんでしょうね

ストーリーメニュー

TOPTOPへ