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愛が育つ

第1章 愛が育つ

         11

 「それでも
  やっぱり
  感じやすいと思うよ」
 「そうかなぁ」
 「うん
  とても
  感じやすいと思うよ」
 わたしをバスタオルで優しく拭いてくれたあと、裸のままのわたしを、先生も裸のまま、お姫さま抱っこしてつれて行ってくれて、布団のうえに静かにおろしてくれました。
 そんなことは、そうとう力がないとできないのにと、感心してしまいました。
 先生は、わたしの隣に横になって、わたしを優しく抱いてくれました。
 「花子ちゃんは
  いま
  セックスしたいと
  思っているよね」
 「はい」
 「でも
  それは
  花子ちゃんが
  頭で思っているだけで
  からだは
  まだ
  そうなっていない」
 「そうですね」
 「だから
  花子ちゃんが
  セックスを
  したくて
  したくて
  たまらなくなるように
  花子ちゃんのからだに
  火をつけてあげる」

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