お酒とオールバックに溺れる夜
第17章 第17酒 -幸せの味-
薄暗い店内に入ると
磯の匂いや
カルキのツンとした匂いがした。
入り口の正面には
大きな水槽があって
その中で
色鮮やかな熱帯魚たちが
気持ち良さそうに泳いでいる。
静かな店内に
コポコポと
水槽内の
空気の音が心地いい。
純さんと並んで
青い水槽を見つめた。
この幸せな時間が
永遠に続けばいいのに。
心の底から
願った。
純さんに
今日のデートの記念に
金魚鉢と金魚をねだると
「ちゃんと、世話しろよ!」
と
何だかんだ言いながら
金魚も一匹じゃ
寂しいだろうって
二匹
買ってくれた。
私は
今日の水槽デートを
死ぬまで忘れないだろう。
仲良く泳ぐ二匹の
金魚の名前は
純と未亜に決めた。
磯の匂いや
カルキのツンとした匂いがした。
入り口の正面には
大きな水槽があって
その中で
色鮮やかな熱帯魚たちが
気持ち良さそうに泳いでいる。
静かな店内に
コポコポと
水槽内の
空気の音が心地いい。
純さんと並んで
青い水槽を見つめた。
この幸せな時間が
永遠に続けばいいのに。
心の底から
願った。
純さんに
今日のデートの記念に
金魚鉢と金魚をねだると
「ちゃんと、世話しろよ!」
と
何だかんだ言いながら
金魚も一匹じゃ
寂しいだろうって
二匹
買ってくれた。
私は
今日の水槽デートを
死ぬまで忘れないだろう。
仲良く泳ぐ二匹の
金魚の名前は
純と未亜に決めた。